【不定期連載】電子書籍への道-[0] プロローグ~電子書籍ってどうするの?
実は、このサイト「COMIX.東京」を立ち上げたのは、単に記事中心のポータルを作ろうと思ったわけではなく、
いずれは漫画を配信していくサイトを立ち上げようと思い開設したものです。
具体的なビジョンは追い追い明かしていくとして、
むしろポータルサイトはその手始め、入口としてうまく機能させていければなァ、という気持ちで始めました。
さて、そんな計画で始めたCOMIX.東京も、とりあえずは7月19日のオープンからひと月を経過しました。
1ヶ月後の想定目標としてはその半分くらいしか到達していませんが、ともかく次に進めるべく動き出そうと思います。
漫画を公開・配信するといっても、描き手にとってそれが収益にならなければ何にもなりません。
いろいろな方法はあると思いますが、まずは既存のサービスを活用することが効率の面でもいいと考えます。
となると、やはりさしあたってのターゲットはAmazonのKingleで販売することでしょう。
以前は本国米国のAmazonへ登録しなければならないとかその契約書を英文で書かねばならないなどかなりハードルが高かったのですが、最近ではかなりそれも低くなり、少し調べれば個人でも気軽にkindleで販売することも可能になりました。
ですが、まず自分のコンテンツをそのAmazonに掲載するフォーマットに変換しなければなりません。
さて、その方法ってどうするの???
そんなところから、私・浦嶋が自らを実験台にして電子書籍の出版までの経過をこのサイトで綴っていこう、というのがこの連載の企画です。
実際、私自身まったくそういった知識ゼロからのスタートになりますので、今後の展開で間違いや遠回りも多々あるだろうと思います。
そんなことも含め、どうぞ生温くお見守りください。
といったところで、まずはその「電子書籍」についてのお話。
頭でまず「電子書籍を出そう」と考えても、いったいどういう形式で配信されるのか、そこからの勉強です。
――えぇと、ゴールとしては当然漫画家であるわけなので、漫画の電子書籍・配信をすることが最終到達点なんですが、
今回はあえて文書、小説の配信を開始するところを目標にしようと思います。
実は自分は6月からpixivで小説めいたモノを定期更新していて、Ⅰ部・Ⅱ部と予定していたその連載の「第Ⅰ部」がなんとか完結したので、この機にAmazonのkindleで販売してみようか、というように思い立ちました。
もちろん現時点でもpixivで閲覧が可能なので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
で、ネットで調べてみると、主に電子書籍としてのメディアの形式はPDFとePubという2種が主流のようです。
PDFはPhotoshopでも作成できるんでわかるんですが…
ePubって、いったい何?
どうすればこの形式が作成できるの??
と、まずはまったく白紙なこんなところから、電子書籍発行を目指していきます。
…ホントに初心者な自分ですね。
さて、いったい電子書籍の販売に辿り着けるのはいつになるのでしょうか…
乞うご期待。
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[…] 前回は「とりあえず風呂敷を広げよう」みたいなところで終わってしまいましたが、 まずは大前提として、電子書籍発行にあたって、出来る限り金を使わない、できるなら経費ゼロで発行したいということをここでは掲げて進めていこうと思います。 […]